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sama
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体験児童の保護者様より

一昨年から体験を継続してくださった
保護者から、うれしいご連絡をいただきました。

****************************************************************************************
こんばんわ。Nの母です。
あさってはお世話になります。
時間がない中の準備となり 大変ご迷惑をかけています。
Nにとっても私たちにとっても 学校の先生、卒業生にも 
思い出に残る良い卒業式となりそうで とてもうれしいです。
学校の先生方の理解と協力も得えられ とてもうれしく思っています。
やはり 積み重ねが大切なんだと思いました。
はじめて 要約筆記を体験した日の反省会を思い出します。
教頭先生が「Nさんが必要だというのなら 時間がなくても
要約筆記をお願いしましょう」と言ってくださり 
「英語は聞いて楽しむもの」と言っていた先生とは同じ方だと思えません。(笑


周りの方にも要約筆記や難聴を理解して頂く第1歩になったと感じます。


****************************************************************************************

  

平成21年度教育現場事業<22>

2010.2.4 (木)
松本市内小学校 5年
現場事業: 4校時( 〃 )

今回は、セッティングの時間を短縮するために
表示用PCとHUBを使用しないで、
直接モニターに入力者の画面を映し出す方法を取りました。

終了後、利用されたお子さんから、「また明日も来てくれる?」
「毎日やってほしい。」と言葉を掛けられ、情報保障の重要性を
改めて痛感しました。

先生方も毎回温かいお言葉を掛けてくださり、
特に担任の先生には通訳用資料の心配をしていただいたり、
聞き取りやすい話し方をしていただいたりと、
細かい配慮をしていただいて、大変ありがたく思います。  

平成21年度教育現場事業<21>

2010.1.29(金)
長野市内の小学校 6年生
3時間目  家庭科
4時間目  算数

体験通訳も今日が最終日。あいにくの雪の日となりました。

今日は教室の移動があるため、3時間目の間に1名が次の準備に入りました。
表示は、3時間目の家庭科をPSP、4時間目の算数をモニター表示で行いました。

入力は、前日の実績から短い連携で行いました。
これにより、情報の漏れが確実に軽減され、入力の不安がわずかながらも解消された気がします。

今回の一連の体験通訳により、このような実感を得られたことはうれしいことです。

今日は、進学先の中学校から、お二人の先生が見学されていかれました。
初めてご覧になるとのことで、関心を示してくださいました。

こうして、広く皆さんに知っていただく機会を、これからも捉えていけたらと思います。
  

平成21年度教育現場事業<20>

2010.1.28(木)
長野市内の小学校 6年生
5,6時間目 理科「電磁石について」

8インチモニターを使用。
弱視のお子さんということで、モニターの表示を少し変えて、
全体に大きく、間隔をあけて行いました。

・「行数自動調節」にチェック
・1行  18文字 → 15文字へ 
・フォント  40 → 50へ

授業自体は、班での実験が中心で、通訳は、授業の導入部分と
最後の班ごとの発表が主でした。
授業中、モニターを利用していたかどうかは確認できませんでしたが、
3回目ということもあり、「通訳者が教室にいて、机にはモニターがついている」という状況には
慣れてきている感じがいたしました。

~保護者からの感想~
連日、ありがとうございました。
理科や家庭科の授業でも、教室よりは騒がしい環境でしたが、
先生や友達の声はだいたい聞き取れていたようでした。
更に、実験や話し合いなども忙しく、画面に頼る様子は見られませんでした。
今回、じっくりといろいろな授業を見学してみて、わたしが思ってた以上に
本人が聞こえている様子だったので、少し驚いています。
とはいえ、聴覚障害がある以上、これからも気をつけて見守っていきたいと思います。

また今回の要約筆記体験を受け入れることができたことは、
本人にとっても大きな成長に繋がったと思います。
今後、いつか本当に必要性を感じた時にまた、素直に受け入れることが
出来るといいなぁと思っています。
わたしも、パソコン要約筆記の様子を間近で見学させていただき、
皆さんの素晴らしい技術に驚かされると共に、この活動を
広めていこうとされている皆さんの熱い気持ちに触れ、頭の下がる思いです。
とても良い体験ができたこと、サマライズのスタッフの皆さんに感謝しています。
本当にありがとうございました。
  

平成21年度教育現場事業<19>

2010.01.25(月)

長野市内の小学校

3校時 国語(モニター 教室)
4校時 社会(モニター 教室)

<概要>
モニター等の設定はスムーズにいき、授業開始と同時に通訳が開始できました。
また3時間目4時間目と同じ教室で移動がなかったので、
社会の授業も落ち着いて始められました。

先生の話し方は、やや速く国語、社会とも
指示代名詞をそのまま使わないと間に合わないと感じました。

生徒さんは、お母さんによると、
体調が悪いときは、聞こえは少し悪くなるが、
それ以外は大体大丈夫とのことでした。
また、授業中の様子は、一番前の席にいるので、
モニターをどのような感じで見ているのかよく分かりませんでした。
  

平成21年度教育現場事業<18>

2010.1.22(金)

長野市内の小学校 6年生

4時限:算数 10:50~11:35
 表示:8インチモニター
  他:iPhone(説明用)
 担当:3名(通訳2名、補助1名)

この学校では初めて要約筆記体験授業が行われ、算数を担当しました。
小学生の算数とはいえ、難しい通訳でした。

初めて通訳を体験する生徒さんの負担を考え、
わかりやすさに配慮しながら対応しました。

とかく算数は、先生が黒板に書いた数式を説明する時、
「この」「こうやって」などの指示代名詞を使われ、
できるだけ名詞に置き換える作業が必要ですが、
「この」が何を指しているのか黒板を見て確認すると、
一番重要なリアルタイムな対応ができなくなります。
遠隔情報保障システムの場合は現場の映像が確認できない
ことを考え、先生方とご協力いただくよう働きかけをしながら、
指示代名詞をできるだけ早く表示させ、リアルタイムで
黒板に目が向くような対応を心がけたいと
思いました。

>後で親御さんにお聞きしたところ、指示代名詞でもわかると思う、 
 ということでした。

実際のパソコン要約筆記の現場を、教育委員の方が
見学にお見えになりました。
今後、支援が広がり制度にまで広がることを期待したいと思います。

【トラブルシューティング】
◆ネットワーク接続ができなくなった時。
「ネットワーク接続」の「ローカルエリ」
(またはワイヤレスネットワーク接続)を右クリックし、
「無効」→「有効」にする。
万が一のため、日頃から慣れておくことをおすすめします。


  

平成21年度教育現場事業<17>

2010.1.21(木)

茅野市内小学生  4年

英語の通訳を行いました。
今回で英語の通訳が、5回目でしたので、
ゲームや歌などの表示が速さに追い付いてできました。

入力では、カタカナ固定で入力をしましたが、
固定にしてしまうと、単語登録の機能が使えないため
省入力候補を上手く使って、入力をしました。
  

平成21年度教育現場事業<16>

2010.1.15
長野市内小学校 6年生

 5時間 英語
 6時間 社会

 表示方法 8インチモニター
      PSP(移動時に備え)
      
 通訳者  3名

新学期初めての授業は、利用生徒さんの「よろしくお願いします」の
さわやかな挨拶から始まりました。
(うれしかったです)

学校側の配慮で、中学校の特別学習支援の先生がお見えになり、
英語の授業を参観されていかれました。
入力方法を尋ねられ、二人で連携しているのだとお話したら、
感心していらっしゃいました。

設定もスムーズに運び、トラブルもなく終えることができました。
担任の先生の細やかな配慮に感謝でした。

反省会は、教頭先生が来客中のためありませんでした。

帰りに、「また来てください!」と、他の生徒さんが
声をかけてくれました。 

お陰様で、雪降る中の通訳でしたが、心暖まる一日となりました。


※一般の通訳では、”簡潔さ”を求めよく使われる、
「体言止め」「名詞止め」などの表記が、
小学生に果たしてわかりやすいものなのか、
疑問を感じました。
生徒さんから、お話が聞けたらと思います。  

平成21年度教育現場事業<15>

2009.12.1 (火)

茅野市内の小学校 4年生

英語・・スクリーン表示
算数・・PSP/Ihpone

英語の授業での表示は
黒板にスクリーン表示をし、
歌を歌いながら踊ったりするところでも、
表示画面がよく見えたので、
よく活用できたようです。
ネイティブな発音の先生の声を
カタカナ表示するのは、
いつもながら苦戦しました。

算数は机の上にPSPを置いて、
見て頂きました。
先生のいつもは聞こえない、
雑談や冗談を表示画面を見て、
笑っていました。
「先生はこんな事をいっているの?」と
となりのサポートの先生に聞いていたそうです。

英語も算数もとても楽しそうに
授業に参加できていたので、
とてもうれしく思いました。

  

平成21年度教育現場事業<14>

2009.11.6 (金)
松本市内小学校 5年生

3時間目 国語
4時間目 社会

前回に引き続き、小型モニターを使用した現場での情報保障を
行わせていただきました。
モニターの設置には多少時間を要するため、3時間目が始まるまでの
20分休みだけでは十分な準備ができないこともあるのですが、
今回は2時間目が体育で教室が空いていたため、
通訳者が到着する前にお母様に設置をしていただけましたので、
最小限の準備で通訳に入らせていただくことができました。

先生も通訳用に授業の資料を提供してくださったり、
授業の進め方についても努力してくださっている様子で、
とても分かりやすい授業をしてくださいました。

今回は、お母様が事前に用意してくださった席順表を元に
出来る限り発言しているお友達の名前も入れて表示させました。
「友達の発する何気ない一言、盛り上がっている雰囲気、
 それらを共有できることは本当に嬉しいことなのだと
 娘の笑顔から感じました。」
と、お母様からも嬉しい感想をいただくことができましたが、
どこで誰が発言しているのかを表示させることも、
とても大事なことだと痛感しました。
今後、他の学校でも同じように対応できればと思います。  

平成21年度教育現場事業<13>

2009.11.4 (水)
岡谷市内小学校 5年生

3時間目 社会

表示は7インチモニターを使用しましたが、セッティングの
時間が足りなかったために、細かい設定の確認が出来ず、
右端の文字が表示されていなかったと、児童の隣にいらした
言葉の教室の先生にご指摘をいただいてしまいました。

今後の対応策として、設定を十分に確認することは当然のこと
ですが、セッティングの時間が十分に取れない場合は、
準備に時間のかかる7インチモニターではなく、パソコンか
PSPを使用することも検討していきたいと思います。

本日の通訳は、本年度講座を修了された利用児童のお母様が
初めて担当され、これで諏訪地域での教育現場での通訳には、
すべて保護者が関わってくださることになりました。

人材不足や経費の問題もありますが、一番身近な存在であり、
様々な状況を把握している保護者の方が、準備だけではなく、
通訳を担当してくださることは、情報保障の質を上げる意味でも、
重要なことではないかと思われます。  

平成21年度教育現場事業<12>

2009.10.26
長野市内の小学校 6年生

5時限 英語
6時限 社会

<通訳方法>
  表示:8インチモニター

<通訳の状況と感想>
・5時限目 英語
今回の英語は、教科書にそって進めるというよりは、
3人1組みの小グループにわかれ、絵カードを使用し、
カードに描かれたものを英語でいうとか、また、
各自考えた例文を発表し、他の子どもたちが
その答えを当てるとか、ゲーム感覚のものが中心でした。

カードの描かれたものを瞬時に英語で正しい発音で
答えるというのは、健聴の子も大変そうでしたが、
Nさんのグループでは、こども同士発音をチェックし合い、
不明な場合は、先生の机上のPCから音を聞き、
確認しあっていました。
その協力体制が、ごく自然に成り立っているようで、
ほほえましく感じられました。 

前回までは、英語の発音部分に関しては、前ロールを
フル活用することで、大体は、対応できていましたが、
今回は、上記のような状態でしたので、リアルタイムでの
カタカナ入力が主で、十分情報保障ができていなかったと
感じました。

次回からは、アルファベットでの連続カタカナ入力は、
6/24の活動報告に記載されていたこと
(単語登録、推測変換 ATOKキーカスタマイズ)を活用し、
対応していきたいと思いました。

・6時限目 社会
教科書に沿っての授業でしたので、前ロールで対応できました。
単元がむずかしい内容でしたので、出てくることばの意味を
説明することが多く、 先生が進み具合に苦慮されているようでした。

教室の移動もなく、モニターだけだったので、気分的にも楽でした。
初の2人対応でしたが、十分でした。
今後も、2人体制でできるように個々の力を付けていけたらと思います。

お父様又はお母様の参観は、仕事の都合がつかず、ございませんでした。
いつもそうなのですが、Nさんは、始まる前と終了後、
私たちの所に来てちゃんとご挨拶をしてくれました。
可能であれば、Nさんから、正直な感想を聞いてみたいと思います。

11月は、社会見学で東京に行きます。
その時に、iPhoneを試していただけたらと、提案しました。
  

平成21年度教育現場事業<11>

2009.10.27(木)
岡谷市内小学校 5年生

1時間目 英語
2時間目 社会


今回は英語の授業で、
広い教室内で、クイズやゲームを取り入れた
動きのある内容でしたので、
表示にPSPを使用して通訳しました。

先生がカードを使ったクイズを出し、
生徒さんが、それに答える場面では、
ときどきPSPの画面を確認している様子が伺えました。

2時間目は教室を移動して、
社会科の授業の通訳をしました。
こちらでは、授業の合間にお母さんがセッティングを
してくださり、スムーズに対応することができました。
表示には前回同様、7インチモニターを使用しました。

テーマに沿って、
生徒さんたちが意見を出し合うという授業でしたが、
遠隔通訳では、このように大人数から
音声を拾うということに、まだ限界があるため、
教室内での通訳となりました。

英語の授業のように、
動き回って場所を移動する授業では、
PSP表示が非常に有効な手段であると思います。
情報保障の手段にも、いくつかの選択肢がありますが、
内容や場所に応じて、支援の方法を選ぶことも、
とても重要であると感じました。  

平成21年度教育現場事業<10>

2009.10.22(木)
岡谷市内小学校 5年生

2時間目 社会

昨年、何度かPC要約筆記体験をしていただいたお子さんの
今年度初となる通訳を担当させていただきました。
表示には7インチモニターを使用しましたが、
準備に多少時間を要するため、前日の夕方にセッティング
させていただきました。

中学に向けて学習内容も難しくなっていく大切な時期に、
再び要約筆記をつけていただけることになりましたが、
担任の先生も替わられたばかりで、今後どのような支援が
必要なのか悩まれていたご様子でしたので、
これをきっかけに、利用されるお子さんにとって、
より良い学習環境とはどのようなものであるか、
ご本人や親御さんも含めて、共に考えていけたらと思います。  

平成21年度教育現場事業<9>

2009.10.16 (金)
松本市内小学校 5年生

朝の会
1時間目 国語
2時間目 算数

この小学校では、今年度初めての現場通訳となりました。
7インチモニターを机に設置する形で行い、
セッティングは、利用児童のお母様が担当してくださったので、
遠方からの通訳者が到着した時には、通訳用PCをつなぐのみで、
早い時間帯の通訳にも無理なく対応できました。

終了後、利用されたお子さんが通訳者のところへ来て、
「毎日、要約筆記があればいい。」と、明るい表情で
言ってくれたひと言は、嬉しくも身の引き締まるような
大変重い言葉に感じられました。

実際には、さまざまな壁が立ちはだかって、希望に添えないのが
現状ではありますが、関わる人が皆で力を合わせていくことが
できれば、いつか必ず実現できるのではないかと思います。

次回もまた通訳後に笑顔を見せてもらえるように、
私たち通訳者も現状に満足することなく、より良い情報保障を
目指して、努力を怠らないようにしていきたいと思います。

今回は、教室に同席しての通訳でしたが、これ以前実施させて
いただいた「モバイル型遠隔情報保障システム」での
遠隔通訳では、要約筆記者が同席せず、携帯電話やマイク操作に
対して事前研修を行い、教室での保護者のサポートを
お願いしています。

それによって、必要な支援に対する課題などを知っていただけ、
学校との対話などのたいへん貴重なきっかけを提供できる
のではないかと、新たなメリットを感じています。

「モバイル型遠隔情報保障システム」は難聴児支援のための
1手段でしかなく、また、要約筆記者は黒子でしかありませんが、
こういった存在が、難聴児本人や保護者の支えになれば、
たいへん存在意義が出てくるのではないでしょうか?
  

平成21年度教育現場<8>

2009. 10.9
長野市内の小学校
6年生
校長講話、1限目 英語、2限目 算数

体育館から教室へと、移動があり、バタバタしましたが、
無事、対応することができました。
担任の先生からも「算数や英語の授業の内容が難しく
なってきている」というお話しもあり、通訳もたいへんでした。

この学校から「パソコン要約筆記が付いた授業が行われている」
とお聞きになり、他の小学校の校長が来校され、
授業を参観されていきました。
パソコン要約筆記をご存じなかったようで、よい機会になりました。

反省会では副担任の先生がタイムラグが気になる、
また、先生方として、出してほしい言葉が出ていない時があった、
というご指摘をいただきました。
できる限り、ポイントのみに絞った表示で、必要な情報を
漏れなく出せるよう、工夫していきたいと思います。

保護者として、お父さんが来られ
「これほどのことをしてもらってありがたい」という言葉を
いただきました。

いまこれだけの体制をしてもらっているが、
これが続かないことへの不安を持たれているようでした。

一緒になって、声をあげていけたらと思いました。

通訳側からは、「ここ」や「あれ」と指示代名詞のみの説明
ではなく、具体的に「○○」と言ってもらえると
他の生徒さんにとっても分かり易くなるのではないかと
お願いをしました。

先生方と協力体制ができて、よりよい支援になっていければ
たいへんうれしいと感じました。  

平成21年度教育現場<7>

2009. 10.8
長野市内の小学校
6年生
校長講話、1限目 英語、2限目 算数

体育館から教室へと、移動があり、バタバタしましたが、
無事、対応することができました。
担任の先生からも「算数や英語の授業の内容が難しく
なってきている」というお話しもあり、通訳もたいへんでした。

この学校から「パソコン要約筆記が付いた授業が行われている」
とお聞きになり、他の小学校の校長が来校され、
授業を参観されていきました。
パソコン要約筆記をご存じなかったようで、よい機会になりました。

反省会では副担任の先生がタイムラグが気になる、
また、先生方として、出してほしい言葉が出ていない時があった、
というご指摘をいただきました。
できる限り、ポイントのみに絞った表示で、必要な情報を
漏れなく出せるよう、工夫していきたいと思います。

保護者として、お父さんが来られ
「これほどのことをしてもらってありがたい」という言葉を
いただきました。

いまこれだけの体制をしてもらっているが、
これが続かないことへの不安を持たれているようでした。

一緒になって、声をあげていけたらと思いました。

通訳側からは、「ここ」や「あれ」と指示代名詞のみの説明
ではなく、具体的に「○○」と言ってもらえると
他の生徒さんにとっても分かり易くなるのではないかと
お願いをしました。

先生方と協力体制ができて、よりよい支援になっていければ
たいへんうれしいと感じました。  

平成21年度教育現場事業<6>

2009. 9.27 (日)28(月)

岡谷市内中学校 1年生
中学校文化祭(ステージ発表)

中学校の温かいご理解により、入学式に引き続き、
文化祭発表の場での通訳を行いました。
英語劇や、発表のシナリオなど、事前に頂くことが出来、
通訳に役立てることが出来ました。
暗くなる演出があるとは思わず、
開祭式は暗い中での通訳となってしまいましたが、
その後の発表からは手元ライトを用意しました。

PSPを主に表示用に使いましたが、
利用する生徒さんに、iPhoneの表示も
見ていただく時間を作りました。
英語劇では、PSPの大きい画面が見易いようでしたが、
少し前の話を戻って読みたいので、
iPhoneの行数の多い表示を、今後使ってみたい、とのことでした。

今回の通訳は、利用者さんと同じ学校に通うお子さんの
お母様も、お手伝いして下さいました。
支援の輪が、ますます広がることを期待します。

休憩時間になると、息子や息子の友人達が、
興味深げにパソコンの周りに集まってきて、
そのうちの一人の子が「何やっているの?」と聞いてきたので、
要約筆記をやっているということを簡単に説明しました。
学校での要約筆記活動は、
いろいろ大変な面もあるかと思いますが、
これからの社会を担っていく子供達に
こういう活動を知ってもらう良い機会にもなるんだなと思いました。

  

平成21年度教育現場事業<5>

2009. 9.24 (木)
茅野市内小学校 4年生
3時間目 英語「歌・ゲーム」
4時間目 算数「少数」

今回、2回目の英語の授業の通訳となりました。
前回の反省点でもありました、
利用者側の表示方法の工夫という点を、
今回はスクリーン表示を選択で、工夫をしてみました。

前もって、授業プランのプリントをいただき、
前ロールを作成するなど、準備いたしましたが、
ネイティブにすらすらと発音をされると、
入力が追いつきませんでした。 
特にゲームは速さもテンポも良く、
ポイントとなる単語のみの入力で、
対応をさせていただきました。

表示方法はスクリーン表示を選んで、
動きのあるゲームにも対応でき、
前回よりも、スムーズに表示画面を見ることができたようです。
他の生徒さんも
時々、表示を見て活用しているような場面もありました。

算数は、
ドリルの答えあわせが
とても速くて、とても大変でした。

今回は表示を、3時間目のまま、
スクリーン表示で行ってみましたが、
利用者の生徒さんは、
ドリルの答えと、表示スクリーンと
画面を見るのが少し大変だったようです。
状況に合わせて、
表示方法を変えて対応することが、
とても大事だと感じました。

生徒さんにもいろいろな表示方法を試していただき、
どの表示方法が、状況に適しているのか、
実体験で感じていただき、
ゆくゆくは生徒さんの方から、要望が出てくると
理想的だな、と思っています。

  

平成21年度教育現場事業<4>

09.07.14(火)
岡谷市内の中学校

システムに関してはIphone表示ということで、外付けバッテリーは
付けたままお渡しし、補助として表示用に設定したパソコンを
生徒さんの近くに置かせていただくようにしました。

前回はPSPの表示を見ていたそうなので、
Iphoneの表示を見るのに疲れてはいけないと思い、
まず、配信間隔を2秒にしてアドレスバーの点滅速度を遅くしました。
次に、行数も1行減らして8行にし、
確実に最下行が見えるように設定しました。
*今回は補助用のパソコンもあったので変更しましたが、
今後はご本人とも相談しながら設定できればと思います。

出来る限り、利用生徒さんが疲れないようにと配慮したつもりでしたが、
12時から一斉にウイルスバスターのセキュリティ診断が開始され、
ITBC用と私のパソコン以外の動作が重くなってしまったことは
想定外でした。