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企業様の見学コースのガイド

2011年09月01日

2011.08.29
企業様の見学コースのガイドを、トライアルとして

モバイル型遠隔情報保障を行いました。
今回は6月に続き、2回目のトライアルでした。

お出迎えから、お見送りまでの約1時間半の通訳でしたが、

同行した聴覚障がい当事者の方々から
「聞こえる方々と一緒に参加できる機会が持てて、
とてもうれしいことだ」と、とても好評で、企業様も
「積極的に活用していきたい」というお言葉をいただきました。

入力側の反省として、表示のさせ方について、
「テンポ良く、細かく表示」できていると、
それほどの遅れはありませんでしたが、
一度に文字が多く出されると、多少の表示の遅れが
発生する場合もあるような気がしました。

今後の通訳の課題として、テンポ良く、細かに出すことを、
目標にしていきたいとと思いました。

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メディアリテラシー教育研究会

2011年07月25日

2011.7.23
東京都内港区で開催されました、
日本メディアリテラシー教育推進機構、
NPO法人企業教育研究会 主催の
「第31回メディアリテラシー教育研究会」にて、
文字情報を必要とされる発達障がいのある方々や、
“情報保障”という言葉を初めてお聞きになるといった、
各方面の参加者50名以上の方々に向けて、
『モバイル型遠隔情報保障システム』での文字通訳を
塩尻市から、担当させていただきました。

講演者は、フリーライターの渋井哲也さん。
長野県の中南信地区の地元紙「長野日報社」でのお話し、
さらには、長野サマライズ・センターのある
長野県塩尻市でのお話しと、ご縁のあるお話しから始まり、
若い方々が抱える「生きづらさを取材すること」という
テーマで、自殺を考える若い方々のお話でした。

会場は、予想を超える大勢の参加者を迎え、
スピーカーからの音声取得にご苦労をいただきましたが、
時間が過ぎるのも忘れて聞き入っておられた皆さんの
お役に立てていただくことができました。

インターネットを活用した『モバイル型遠隔情報保障システム』
での情報保障は、文字情報を必要とする、全ての方々に
支援が届くことを願って、幅広い普及を目指しています。

ぜひ一度、ご試用ください。モニターを募集しています。
http://www10.plala.or.jp/summarize/  

全国ろうあ者大会in佐賀にて情報保障

2011年06月15日

2011.6.11
全国ろうあ者大会in佐賀 分科会 デモ講演

筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センターの
三好茂樹准教授のデモ講演にて、モバイル型遠隔情報保障システム
での情報保障を担当させていただきました。

モバイル型遠隔情報保障システムの説明や、導入実験の様子、
震災対応の様子など、映像を交えてのデモ講演でしたが、
40台ものiPhoneに字幕が送られるということもあって、
通訳側には、いつもとは違う緊張感がありました。

直前の準備では通訳側に不備などもありましたが、
的確に指示していただいたり、通訳者に配慮したスピードで
お話しいただいたりと、現地から配慮していただくことができましたので、
何とか無事に終えることができました。  

第5回ユニバーサル・ワールドカフェの情報保障を行いました

2011年05月23日

2011.5.21
(第5回ユニバーサル・ワールドカフェ(UWC)
働くしあわせプロジェクトからご依頼をいただき、
『モバイル型遠隔情報保障システム』にて支援をさせていただきました。
http://kokucheese.com/event/index/10281/

以前より、聴覚障害だけでなく、発達障がいの方々の中にも
文字支援が必要な方々がおられるということで、今回は、
聴覚障害だけでなく、発達障がいの方々に体験していただくことが
できました。

当日のお知らせサイトには
・・・・・・・・
お知らせ

★情報保障★
北村尚弘さんのプレゼンテーション(30分間)では、
特定非営利活動法人長野サマライズ・センターにご協力をいただき、
『モバイル型遠隔情報保障システム』による情報保障を行います。
ご参加されるかたは、ぜひ、ノートパソコン、iphone、ipad等を
ご持参いただき、上記システムをご体験ください。

特定非営利活動法人 長野サマライズ・センター
http://www10.plala.or.jp/summarize/samarize.html
・・・・・・・・・
等の掲載をいただきました。

当日の感想は、Twitter、ブログ等で、皆さんからいただくことができ、
たいへん意義のある機会となりました。




  

災害支援:テレビ放送内容の紹介を終了します

2011年04月08日

『モバイル型遠隔情報保障システム』を活用した
災害時情報提供活動として実施しておりました、
「NHKテレビ 放送内容の紹介は、4/3を持って終了し
被災地におられる聴覚障害をお持ちの方々の
コミュニケーション支援活動に移行します。









  

「いくお~る」ブログにて紹介されました

2011年03月22日

現在、「災害時の情報が入手できない」という方々の
声をいただき、東京、三重、愛知教育大学などの
ご協力をいただき、「ニュースの内容を紹介する」
活動を行っております。

この活動を『いくお~る』聴覚障害に関する情報ブロク において
とりあげていただきました。

http://ameblo.jp/bcs33/day-20110319.html

一時期、閲覧数が激増しましたが、
ニュース番組もかなり通常の回数に戻って来ていますので、
数日でこの活動自体は縮小させていく予定です。

変わって、被災地の聴覚障害の方々の
コミュニケーション支援を遠隔で行なう活動に
移っていく予定です。
*こちらの活動については、日本財団が
 支援を申し出てくださっています。

全国的なネットワークでの対応になればと
思っています。



  

災害時支援:情報提供活動を実施しています

2011年03月19日

NPO長野サマライズ・センターでは、現在、
東日本大震災で被災されました聴覚障がい者の方へ、
『モバイル型遠隔情報保障システム』を活用した
災害時情報提供活動を実施しています。


 ●NHKテレビ
  緊急記者会見等でテレビ字幕がない場合を中心に、
  遠隔地からインターネットや携帯電話を活用し、
  放送内容の紹介を行っています。
 
  以下のサイトで文字情報を配信しています。

  URL  http://203.141.200.126
   (iPhone等、携帯電話からも御覧いただけます。)
        
  ※但し時間帯は不定期です。

  ※3月15日から続けていますが、NPOとしてはじめての試みです。
   閲覧数が増えすぎると遅延の可能性もあるので、
   必要最小限の閲覧にご協力下さい。

   被災地の方へ情報を伝えるため、
   被災地以外の方の閲覧につきましては、
   極力控えていただきますよう、ご協力お願い致します。





この活動は、次の組織に所属する複数のボランティアメンバーに
ご協力をいただいております。

MCCHubneT    http://www.ma-a.co.jp/mcchubnet/
PCシエル
愛知教育大学   http://www.aichi-edu.ac.jp/

・サーバー提供
信愛技研    http://www3.shin-i.com/

●避難所にいる個人文字通訳支援
  問い合わせ先
  長野サマライズ事務局:小笠原(おがさわら)
  sama4089@yahoo.co.jp
  TEL,FAX:0263-52-4148(FAX兼用)
    

西南学院大学ノートテイク講座

2010年12月01日

2010.11.30

30日火曜日、予備校時代からテープ起こしで支援させていただいていた学生さんから依頼を受け、
大学でのノートテイク体験講座の文字通訳を担当しました。
ご自分で大学への支援を求め、大学に呼びかけることで実現した今回の講座。とても頼もしいです。
「ノートテイク」や「要約筆記」という言葉を聞いたことのない周りの学生さんにとっては
とても良い機会となったのではないでしょうか。


≪利用学生さんからの感想≫
昨日のノートテイク講演会ではお世話になり、ありがとうございました。

当日利用は、自分のみだけだったのですが、iPhoneを参加者全員に回して体験して頂きました。

遠隔支援システムは、期待してた以上にあらゆる場面毎のニーズに柔軟に応じたものでした。
例えば、先生の方を向いて授業の話を聞きたいときは、iPhoneを自分の手に持って先生の方に向けながら
聞く事ができましたし、うつむいてノートを取りながら先生の話を聞きたい時も、ノートのそばにiPhoneを置くだけで
「ノートを取りながら、同時に先生の話を聞く」こともでき、授業に主体的に参加できました。

でも、何といっても最大のメリットは、周囲と変わりなく参加できることだと思います。
目立つ形で「支援を受けている」という負い目(精神的負担)を感じることもなく、
本当に欲しい「文字情報だけ」が提供してもらえるため、
本当の意味で興味を持って講義の話に集中することができました。

耳が聞こえてた時もそうですが、人の話を聞き情報を得て、
その上で多様な興味関心が持てるからこそ、生活にも活力が出てくるのだと思います。

  


難聴者福祉講演会

2010年11月30日

28日(日)、沖縄で開催された『難聴者福祉講演会』の文字通訳を担当しました。
いつもお世話になっている根間会長は、
iPhoneを使ったモバイル型遠隔情報システムを積極的に取り入れてくださいます。

当日の感想をいただきました↓↓

・・・・・・・・・・・・
おかげさまで、大きなトラブルがなく、無事、大成功に終えることができました。

会場では80名ほどの方が集まり、うち聴覚障害を持つ高校生は4名参加でした。
その高校生にiphoneを持たせられたことも良かったと思っています。

参加者の多くが遠隔情報保障システムの状況にびっくりされ、
講演会終了後にシステムについての質問が多くありました。
システムのチラシを複写し、参加者全員に配らせていただきました。
これを機に沖縄で遠隔情報保障システムが活用されていくことを願っています。
・・・・・・・・・・・・


ありがとうございます。
  


ろう教育を考える全国討論集会

2010年08月08日

8/8
第39回全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会全国大会 長野大会が
長野県長野市で開催され、分科会での『モバイル型遠隔情報保障システム』の
デモ通訳と、PRの展示をさせていただきました。

分科会においては、昨年度当法人の事業である「要約筆記体験事業」で
授業の文字通訳(情報保障)を体験して頂いたお子さんの小学校の
難聴児学級の先生が、日頃の指導の報告の中で、
「モバイル型遠隔情報保障システム」の発表をしてくださいました。

それに合わせて、iPhone5台iPad1台を会場内に回覧させていただき、
実際の様子を見ていただけるよう、デモンストレーションをさせて頂きました。

350人を越える、全国からお集まりの先生方、教育行政関係者の方々に、
『モバイル型遠隔情報保障システム』のチラシを使って、説明と体験を
していただくことができました。

なによりの成果は、文部科学省特別教育支援課特別支援教育担当官も
来場されていて、「以前からの、システムのことは聞いていました。
ぜひ一度、実際の支援の現場を見せてほしい」と声をかけていただきました。

ぜひ、このシステムが、難聴児支援制度の一助となってほしいと
願っています。  

塩尻市議会にて

2009年12月15日

2009.12.14 塩尻市議会本会で、iPhone携帯を使用した
「モバイル型遠隔情報保障システム」での文字通訳を行いました。

防音された本会議場でしたが、電波が途切れることもなく
たいへんスムーズな支援ができました。

利用者の方々にも、議場の様子を見ながら、自分の目線で
情報を得られることの利点が強調されていました。

今回は、議場内で入力を行いましたが、遠隔での入力が
可能であることがわかりましたので、ぜひ、継続して
このシステムでの支援を行っていきたいと思っていますし、
全国の議会にも、このシステムを導入することで、
支援が広がることを期待しています。

当日は、通訳者席をダンボールで囲んで打鍵音を消せるかも
試してみました。
予想以上に効果があったのようで、議長さんからも
「音はまったく聞こえなかったよ」と言っていただけて、
そちらも工夫して良かったと思いました。




<サイトでの情報はこちら(数日で見られなくなると思います)>

信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/news/20091215/KT091214ATI090006000022.htm

市民タイムスhttp://www.shimintimes.co.jp/today.html#3

要約筆記を携帯電話に送信 塩尻市議会で全国初の試み

 塩尻市議会12月定例会の一般質問で14日、聴覚に障害がある傍聴者に、
携帯電話を使って要約筆記通訳の文字情報を送る実験が実施された。
通訳者がパソコンに入力した質問や答弁の通訳文が、傍聴者が持つ
携帯電話に送信され、質疑の様子を同時進行で知ることができる。

通訳文を読む端末を手軽に増やせるなど、
多様な効果が期待できる新しいシステムで、
議場で活用されるのは全国で初めてという。
  

第4回塩尻紹介ボランティア体験事業

2009年10月09日

「観光産業で、モバイル型遠隔情報保障システムが使えないか?」
この目的に沿って、塩尻紹介ボランティアの皆さんに
実際にガイドを行う場で、研修を兼ねて、使ってみていただき、
最後の4回目の実験となりました。

4回目のこの日は、3名の聴覚障害者のご参加がありました。

細かな課題はありますが、観光産業・観光ビジネスにも、
充分活用していただけそうだ、という手応えが持てました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

また、回を重ねる中で、塩尻観光ボランティアの皆さんの中から
 ・補足説明用のミニホワイトボードのご準備
 ・指さし用のお花の付いた指し棒
など、いくつかのアイデアを出していただけたことは、
聴覚障害理解という点でも、とてもすばらしいと思いました。

とにかく、感じたことは、その場に一緒に存在していることが実感でき、
一緒に笑えるために、「以下にタイムリーに表示させるか」が、
通訳側はもちろん、ガイドの方々へも重要なポイントでした。

例えば、「どうぞこちらに来て下さい」は「こちらへ」で
通訳側はすばやい行動が取れるように、極端な要約を目指すこと。
一方、ガイドさんは、前の行動から次の行動へ移る時には
適当な間を取っていただくこと、などが、このシステムを
有効に活かしていただくためにはたいへん重要なことだと
わかりました。

遠隔地で、通信機能を活用した通訳ですので、音声通信のトラブルや
音の聞き分けの難しさ・不明瞭さが、大きな壁ではありますが、
「文字があることのありがたさを実感した」というご意見もあり、
『文字情報があふれる社会を目指す」長野サマライズ・センターとして
たいへん貴重な経験でした。

今後は、実際に観光産業・観光ビジネスへの働きかけも行い、
システムの活用を目指したいと思います。



  

第3回塩尻紹介ボランティア体験事業

2009年09月17日

2009.9.16 協働のまちづくり基金提案公募事業で、
塩尻紹介ボランティアの第3回の体験事業として、
塩尻市塩尻町の「嶋崎家」ガイドの勉強会を
モバイル型遠隔情報保障システムにて、通訳させていただきました。

 *事前打ち合せ+前回反省会  9/14(月)11時~ 拠点にて

今回は、聴覚障害者1名を実際にお誘いいただき、
iPhone携帯画面の文字情報を見ながら、
ガイドを受けていただきました。

会を追うごとに、塩尻紹介ボランティアの皆さんも気づきを持って
配慮方法に工夫を加えていただいていることに感激します。
*例:小型のホワイトボードを持参して、ガイド以外の
   コミュニケーションをサポート など

通訳側は、コの字型の建物の、3方コンクリート壁の部屋での
通訳であったため、携帯電話の電波を獲得するのに
少し苦労しましたが、実際の通訳時は、途切れることなく、
実施できました。

途中から、Bluetoothマイクが切れたようで、音声が小さくなり、
小さい音声が届いていたため、原因がわかるまでに
時間がかかりましたが、マイクの電源を再投入していただき、
復活することができました。

ご協力いただいている皆様、本当にありがとうございました。
  

2009.9.4塩尻紹介ボランティアさんと協働事業(第2回)

2009年09月07日

2009.9.4 
塩尻市協働のまちづくり基金提案公募事業で採択された、
携帯電話を活用した新しい観光サービスを提供できないかと、
塩尻紹介ボランティアさんとの協働事業(第2回)が開催されました。

*事前打ち合せ+前回反省会 9/3(木)11時~拠点にて

場所:塩尻市奈良井宿 10時~

思った以上に電波状態も良く、とても有意義な実験ができました。

また、このモバイル型遠隔情報保障システムをご覧になり、
「外国の方がお見えになった際にも応用できないか?」といった
アイデアもいただけ、聴覚障害のある方たちの支援として、以外にも、
多くの活用の道があるのだと感じました。

*当日の模様は、以下、8/29付けタウン情報にも掲載して
いただきました。

  

H21年度塩尻市協働のまちづくり基金事業 第1回実証実験

2009年08月22日

特定非営利活動法人長野サマライズ・センターの協働事業である、
iPhoneシステム(「モバイル型遠隔情報保障システム」)を
観光施策に活用できないか、と考え、2009.8.20 10時~
「塩尻紹介ボランティア」の皆さんにご協力いただき、
観光案内での使用、第1回目の実験しました。

*事前打ち合せ 6/12、7/3、
  7/5(塩尻紹介ボランティアさん総会にて試験実施)

・塩尻市の奈良井宿(中山道沿いの宿場町後)の案内時

予想を上回って、音声もそれなりに届きましたし、
文字情報も適宜、送信でき、かなり実用可能だろうという感想を
いただいています。
*あと3回ほど、別の場所でも実験します。

ご協力いただいたボランティアの方々は、画面ばかりに注目していると
実際の場所を見る余裕がなくなるということで、ゆっくり、間を取って
案内することの大切さを、自ら気がついてくれていました。

*奈良井の観光案内所からは、「聴覚障害者はもちろんだが、音声通話を
 活用して、外国の方々に音声で通訳をしてもらえるサービスに
 応用できないだろうか?」というニーズもいただくことができました。

今後の実験も楽しみです。



  

「釈迦内柩唄」の字幕担当をしました

2009年07月06日

2009年6月30日(火)19~21時 塩尻レザンホール大ホールにて
劇団希望舞台 「釈迦内柩唄(しゃかないひつぎうた)」の
演劇の字幕を担当しました。

・無線ルータ+iPhone(wifi)で
・IPtalkの「スライド前ロール」を作成し、
 それを携帯電話iPhoneに配信しました。

昨年までは、ノートパソコンを数台並べて、
それを後ろからのぞいてもらう方法でしたが、
今回は、4名の聴覚障害+家族2名にそれぞれ
iPhoneをお渡ししてみていただけました。

・非常口の明かりさえ制限される劇でしたが、
 iPhoneのおかげで、通訳が邪魔になりませんでした。
・手話通訳ユーザばかりで手話通訳と併用でしたが、
 言葉がとても多く、画面で確認して楽しめたということでした。
 *特に、ある女性は、ずっと胸の前にiPhoneを掲げて、
  真剣に画面と舞台を見入っていました。
  彼女の様子で、担当できて良かったと実感しました。

・長時間、持ったままでは非常に手が疲れてしまう、という
 感想をいただきました。前の座席の背もたれにでも、
 取り付けられたらとてもいいな~、と思いました。

・手を上げたり下ろしたりしていた関係か、何度か画面に
 触ってしまったようで、サポートメンバーが対応しました。
 しかし、PSPと比較すると、対処の際の操作が簡便で、
 対応しやすさを実感しました。

・磁気誘導ループのしかれた座席のあたりでも問題なく
 表示されました。

劇団の若手の方々が、とても興味を持って、準備時間中に
何度も何度も、システムの質問に来てくれました。
(実行委員会開催形式の劇団なので)全国で公演する際に
話したいと言ってくださいました。

主演の女性は、各地で「人権に関する演目なのに、
なぜ通訳がつかないのか?と言われることが多い」と
話しくれましたが、実行委員会に情報保障に関する知識と
対応できる人材が身近にいないと、なかなか簡単では
ないのだろうな~、と感じました。



  

携帯電話を使った要約筆記システム通訳 実施しました

2009年04月22日

2009.4.21

携帯電話を使った要約筆記システム(無線ルータ使用)で通訳を行いました。

大学で手書き・パソコン要約筆記、手話通訳を選択して
支援を受けてこられた女性でしたが、
iPhoneでの表示を非常に喜んでくださって、
取材に来た新聞記者たちにも、「目立たなくていい」
「(まったく支援のなかった)高校までに、こういったシステムがあったら、
違っていたかもしれない」と話されていました。

長時間の依頼に対応する電源の確保や、グループワークへの対応方法は
検討が必要になりました。

縦置き、横置きの2台を置き、状況に合わせて
見ていただけるように工夫したら、とても好評でした。


当日の様子が取り上げられました。
(今回は、教育現場で開催予定の実証実験には含まれない通訳活動でした)

(↓クリックすると大きくなります)
  

信毎健康フォーラム<伊那> で通訳

2009年04月04日

2009年4月4日
第57回信毎健康フォーラム<伊那>が
伊那市生涯学習センター 「いなっせ」で開催。

特定非営利活動法人長野サマライズ・センターと、
信州大学耳鼻咽喉科人工内耳センターの先生方のご協力で
パソコン要約筆記を担当させていただきました。

テーマ:
「耳鼻科の病気ーめまいと難聴」

まず、信州大学耳鼻咽喉科准教授の
工 穣(たくみ・ゆたか)先生が『めまい』と題して、
さまざまなめまいの症状とメカニズム、
メニエール病など代表的な疾患を紹介されました。

次に、信州大学耳鼻咽喉科教授の
宇佐美 真一(うさみ・しんいち)先生が
「難聴ーよりよい聞こえのために」と題して、
聞こえる仕組みや、先天性難聴、突発性難聴、老人性難聴などの
診断と治療法を解説され、補聴器や人工内耳についても
説明がありました。

今回で57回を数える健康フォーラムですが、
主催者も驚くほど大勢の300名を優に超えそうな参加者でした。

聞こえやめまいに悩む方々の多さを、あらためて
再認識し、私たちの活動の必要性を確信しました。

今回は、通常のスクリーン表示に加え、無線ルータを用いて、
ゲーム機(PSP)と携帯電話(Iphone)を複数台持ち込んで、
最新のパソコン要約筆記システムを見ていただきました。

終了後には、パソコン要約筆記に興味を持った方々から
声をかけていただき、仕組みを御説明したりできて、
とても良い機会をいただけました。

*健康フォーラムのもようは、4月10日付けの
信濃毎日新聞本紙で特集して掲載されます。