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sama

平成21年度教育現場事業<9>

2009年10月20日

2009.10.16 (金)
松本市内小学校 5年生

朝の会
1時間目 国語
2時間目 算数

この小学校では、今年度初めての現場通訳となりました。
7インチモニターを机に設置する形で行い、
セッティングは、利用児童のお母様が担当してくださったので、
遠方からの通訳者が到着した時には、通訳用PCをつなぐのみで、
早い時間帯の通訳にも無理なく対応できました。

終了後、利用されたお子さんが通訳者のところへ来て、
「毎日、要約筆記があればいい。」と、明るい表情で
言ってくれたひと言は、嬉しくも身の引き締まるような
大変重い言葉に感じられました。

実際には、さまざまな壁が立ちはだかって、希望に添えないのが
現状ではありますが、関わる人が皆で力を合わせていくことが
できれば、いつか必ず実現できるのではないかと思います。

次回もまた通訳後に笑顔を見せてもらえるように、
私たち通訳者も現状に満足することなく、より良い情報保障を
目指して、努力を怠らないようにしていきたいと思います。

今回は、教室に同席しての通訳でしたが、これ以前実施させて
いただいた「モバイル型遠隔情報保障システム」での
遠隔通訳では、要約筆記者が同席せず、携帯電話やマイク操作に
対して事前研修を行い、教室での保護者のサポートを
お願いしています。

それによって、必要な支援に対する課題などを知っていただけ、
学校との対話などのたいへん貴重なきっかけを提供できる
のではないかと、新たなメリットを感じています。

「モバイル型遠隔情報保障システム」は難聴児支援のための
1手段でしかなく、また、要約筆記者は黒子でしかありませんが、
こういった存在が、難聴児本人や保護者の支えになれば、
たいへん存在意義が出てくるのではないでしょうか?


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