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sama

茅野市小学校で情報保障

2011年09月10日

 sama at 14:37 | Comments(0) | トヨタ財団助成事業
2011.09.08
茅野市の小学校で、6年生の男子児童への
モバイル型遠隔情報システムを使用した
算数と体育(組み体操)の情報保障を行いました。

文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官
国立特別支援教育総合研究所教育支援部総括研究員
松本ろう学校特別支援コーディネーター
のそれぞれ1名の先生が見学にみえました。

小学校で学習する聴覚障がい児への配慮方法や
新しいシステムを使った支援の実際の様子、
交流及び共同学習の場面の授業についての見学が目的で、
2時間目の算数の授業と、3時間目の体育の授業を
見学されました。

茅野市小学校で情報保障  茅野市小学校で情報保障
  児童の机にiPhoneを設置       校長先生がiPadを見ています

通訳方法は、学校内の空き教室からデータカードを
使用して、iPhoneとiPadで文字情報の表示をしました。

先生の胸にFM補聴器のマイクとBluetoothマイクを
付けていただき、FM補聴器で耳から聞き取れた情報と、
Bluetoothマイクで音声を送って入力された文字を
目で見て情報を補っての学習に参加していました。

利用児童には、活発に質問に手を上げて応える
場面が見られ「文字情報があって、今日は特に
よくわかった。」と笑顔で感想がありました。

茅野市小学校で情報保障 茅野市小学校で情報保障
 体育の授業の様子   先生は首からBluetoothマイクを下げています

また、いつも支援されている難聴学級の先生からは
(組み体操での支援について)「とても手書きでは
対応しきれなかった。児童本人も良く理解できたと
思う。」と感想をいただきました。

見学の先生からも、全国のモデルとして捉えて
いただいているようで、たくさんの質問などを
いただきました。

「全国で『モバイル型遠隔情報保障システム』を
活用しての支援が広まることは必要ですね」
という、うれしいご意見もお聞きできました。

現在、全国各地から、難聴児を持たれるご家族が
システムの情報を、独自に、または支援を受けている
施設の先生方などから得て、問い合わせが増えています。

『モバイル型遠隔情報保障システム』をより幅広く
使っていただくように、その地域ごとに、
大学生ボランティアとのマッティングなどを
実現させていくネットワークづくりを
早急に進めたいと思っています。

皆様の応援、ご協力をよろしくお願い致します。

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