教育現場 モバイル型遠隔情報保障システム実証実験<31>

sama

2010年02月26日 21:27

2010.2.24 (水)
岡谷市内小学校 5年生

4時間目 英語

英語の授業ということで、本来ならば現場で通訳するのが
望ましかったのですが、今回は他のクラスの授業があったため、
教室での準備ができず、直前でも最小限の機材で入室できるように、
1名が現場でコネクトカードを使用し、もう2名は自宅から、
VPN接続での遠隔通訳で対応させていただきました。

近くに空き教室がなかったために、廊下で準備をしましたが、
パソコン1台のみだったので、事前に机を1つと、電源の確保を
していただきました。

BluetoothマイクはALTの先生にかけていただいたので、
現場と遠隔地とでは聞こえに差が出てしまいましたが、
現場ではマイクから離れた所の声を出来るだけ拾うようにして、
遠隔地の担当者にはマイクからの音声を積極的に入れていただく
というように、お互いに補いながら入力するようにしました。

ゲーム形式で動き回ったり、スピーディなやりとりも多かったので、
利用されたお子さんも表示を見るのが大変だったかと思いますが、
お友達と次々に会話していく場面では、直前に言葉を確認するなど、
要所要所で上手に活用してくださっていたようです。

関連記事