教育現場 モバイル型遠隔情報保障システム実証実験<8>

sama

2009年09月30日 10:35

2009. 9.17 (木)
茅野市内小学校 4年生
長野旅行 移動(バス中)→県庁→善光寺 8:30~11:00
     移動(バス中)→森将軍塚古墳 ●●~15:30

今回は午前は岡谷から、午後は塩尻から遠隔通訳を行いました。
現地では、難聴学級の先生にBluetoothマイクとIphoneの操作全般を
担当していただきましたが、途中の担当変更に伴うアドレス変更にも
スムーズに対応していただくことができました。
音声状態は概ね良好で、途中で通話が3回ほど切れましたが、
こちらについても現場で落ち着いて対応してくださいました。

マイクから離れたところでの会話は聞き取れないこともありましたが、
先生方が、現地での案内はもちろんのこと、バス中の楽しい
レクリエーションでの音声もできる限り通訳側に届くよう配慮してくださり、
大変ありがたく思いました。

今までパソコン要約筆記では不可能だった、社会見学のような遠方に出向く
移動の多い場面でも、通訳者が同行することなく情報保障を行えたことは、
今後の難聴児支援において大きな一歩であったと思います。
他のお子さん方にもぜひ体験していただけるよう、
多くの方々にご理解とご協力をいただきながら、
一日でも早く情報保障の環境が整っていくことを願っています。

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