教育現場 モバイル型遠隔情報保障システム実証実験<4>

sama

2009年07月04日 15:12

2009.06.24(水)
永明小学校 4年生
10:45~11:25 英語
11:35~12:15 理科

英語の授業での情報保障の経験がほとんどなかったため、
事前には、メンバー間での十分な打合せと準備をして通訳に臨みましたが、
実際に終えてみて、やはり「難しい」というのが一番の感想です。

ネイティブの先生なので、聴いたままに入力するということは、本当に大変なことでした。
ゲームをしながら英語に親しむ、という授業内容なので、
しゃべりのテンポがどんどん速くなり、輪をかけて大変でした。
それでも、事前に授業内容を教えていただけたことと、
それを元に前ロールを準備出来たことが大きな助けとなりました。

課題としては、「タイムリーな表示」ということに尽きます。
特に原稿前ロールで対応出来ない部分については、
単語登録、Fキー、推測変換等ですぐに単語やフレーズが出てくるようにしておくことと、
全文入力が間に合わないときは、思い切ってポイントとなる言葉だけを
入力するようにした方が良いかもしれません。
また、カタカナを連続して入力する場合には、
ATOKの[キーカスタマイズ]を利用する方法も有効かと思われますので、
今後は、これらの機能も取り入れて素早い入力ができるように工夫したいと思います。

【保護者の感想】
今日はありがとうございました。
英語の授業の通訳は、本当にご苦労だったと思います。
早いし、カタカナ入力だし・・・・。
それにもかかわらず、すばらしい入力でした。
今回の授業はゲームを取り入れ動きながらの授業でした。
画面と、動作と、先生と・・・。ちょっと利用者も慣れていない事もあり、大変だったようです。
カタカナ入力の設定や、前ロールの準備もとても大事ですが、
利用者側の画面の利用方法もよく考えなければいけないように思いました。




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