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sama

松本市「こども劇場」へ

2010年04月14日

 sama at 22:27 | Comments(0)
4/10(土)は長野県松本市で開催された「子ども劇場」にて、
『モバイル型遠隔情報保障システム』を使って、
難聴児さん2名が、観劇を楽しまれました。
劇団から事前にご提供いただいた台本から原稿データを作り、
劇の進行に合わせて提供しました。

4/9は公職選挙法が改正されないと、課題はありますが、
関係する方々に、ぜひ実際を見ていただきたいと、
『モバイル型遠隔情報保障システム』に使用するiPhone携帯などを
持参して、長野市内の長野県庁にある、
長野県選挙管理委員会を訪問しました。
・3Gの電波を活用した遠隔支援の様子
 …音声通話をしながら塩尻市の入力者に音声を送り、
  その入力者から文字をiPhoneの画面に送ってもらいました。
・Wi-Fiを活用して、会議室内に同席した入力者が
 会話の様子をiPhone画面やゲーム機画面に送ってもらいました。
対応してくださった担当の方は、たいへん感動され、
興味を持ってお話を聞いてくださり、また、独自に活用方法なども
提案してくださったりと、たいへん有意義な時間でした。
新しいシステムは、悪用されることなく、有意義に使われるよう
それぞれの立ち場でアピールしていきたいですね。

~保護者感想1~
私の娘は難聴がありますが、小さな頃から観劇が大好きで、
小学校に上がり、地元の『こども劇場』の会員になりました。
しかし、年齢が上がるとともに、例会内容も込み入ってきて、
劇の内容を聞き取ることが難しくなってきました。

聞き取れない、内容がわからない、俳優さんの動きや他の観客の表情を見て
内容を想像・類推するしかなく、楽しいはずの観劇の時間は、
娘にとって苦痛な時間へと変わってしまいました。

そんな時、長野サマライズセンターのHPで、
『モバイル型遠隔情報保障システム』の体験者を募集していることを知り、
是非、娘の観劇に『モバイル型遠隔情報保障システム』を導入したい思い、
応募いたしました。

こども劇場の事務局のNさんに、事情を説明し、劇団の代表の方に
『モバイル型遠隔情報システム』の導入と台本の提供を、
Nさんを通じ、お願いさせていただきました。
そうしたところ快くご了承いただき、当日のシステム導入はもちろん、
台本もご提供くださいました。

システム導入のお願いをしてから、事務局のNさんとお電話や
事務局にて何回か打ち合わせをさせていただき、難聴について、要約筆記について、
通訳方法、『モバイル型遠隔情報保障システム』について、
当日の本人達の座席、通訳者の位置、持ち込む機材、
現場にてお借りするもの、観劇環境への配慮についてなど、打ち合わせをさせていただきました。

当日、娘はiphoneをしかっり握り、最前列にて観劇しました。
劇に注目しながらも、iphoneから入る文字情報を上手に見て、劇を楽しんいるようでした。

観劇の前、もしくは後に、原作本などを読み、家庭での自助力にて内容を理解し、見る…
ということは難聴児にとって、とても大切な活動です。
しかし、劇だからこそ味わえる感動があります。
臨場感、一体感、そこから生まれる感動を知るには、タイムリーな情報があるからこそだと思いました。

娘達が、今まで知ることのなかった世界を感じることができたこと、
経験できたことが大変ありがたかったです。

大掛かりな機材の持ち込み、場所取りなども最小限で済むiphoneのおかげで、
劇団、劇場、そして観賞環境に影響なく、気兼ねなく観劇を楽しめました。

事務局、劇場会員さんからも「また導入してあげたいね」
「言葉のやりとりの多い劇だから、うちの子も(iphoneを)覗かせてもらった」など…
嬉しい感想をいただきました。

このように、周りの方々に、要約筆記と『モバイル型遠隔情報保障システム』を通して、
難聴について知っていただく機会をいただけたことも大変感謝です。
本当にありがとうございました。

<保護者の感想2>

今回は、要約筆記をつけながらの観劇という貴重な体験をさせていただき、
ありがとうございました。
舞台を見ながらiPhoneの画面を見るのはどうなのか、
文字が小さくて見えないのではないか、など、
いろいろ心配しましたが、そんな親の心配をよそに、
舞台と画面をうまく見ながら、息子なりに劇を楽しむことができたようです。
息子は、当初、
「劇を観る前に本を読んでおけば、だいたい話を覚えているから、大丈夫だよ」
と言っていました。
しかし、実際に経験してみて、
「字幕がある方がわかりやすかったな」と言っていました。
感動的な場面では、字幕を見ていると、
泣きそうになったから目をそらしちゃった、とも言っていました。
これも、文字情報によって、より詳しくセリフの内容などを知ることができたからかな、と思いました。
今回の体験を通して、
今までとは違った劇の楽しみ方を知ることができたのではないかと思います。
また、コンパクトなiPhoneを使わせていただけたので、
自分の手に持って、1番前の見やすい位置で舞台を感じることができました。
本当にありがとうございました。

~本人の感想(小6・女児)~
「ねこはしる」で要約筆記をしてくれて、ありがとうございました。
私は劇を見るのが好きですが、聞こえにくいから、
見ていてもわからないことがたくさんあり、
こども劇場をやめたいと思う時もありました。
いつも劇を見る時、図書館に行って劇の本を借りてきて読みます。
図書館にない時は、母に買ってもらったりしていました。
そうしないと内容がよくわからないからです。
でも、「ねこはしる」ではiphoneの要約筆記があったから、
すごくよくわかりました。
私は劇を見るお客だったけど、主人公のランや魚になれた気がしました。
とてもいい劇で感動して泣きました。
周りのお友達を見たら、みんなも泣いていて、
「私と同じ気持ちなんだなぁ」と思うと、
嬉しくて嬉しくて、また泣きそうになりました。
劇や映画に、いつも要約筆記があればいいのになぁ~、と思いました。

私はおこづかいをちょとずつ貯めて、iphoneを、いつか買おうと思います。
だから、また要約筆記をしてください。
お願いします。

<子どもの感想>(小6、男児)
・劇に字幕があるのは、初めての経験だった。
 たまに見逃してしまったけれど、字幕があるほうがわかりやすかった。
・文字が少し早めに出たときがわかりやすかった。
・iPhoneを1人ずつ手に持って、劇を前の方で観ることができてよかった。

~通訳者感想~
どのように劇が流れていくのか、本番までわからなかったため、
その場その場で対応するかたちになりました。

前ロールを流して情報提供をしましたが、セリフの言い回しが早い時は
表示が追いつかない時もありました。
また、セリフの「タメ」の時間が長い時の流し方に、難しさを感じたりもしました。

今回は本人たちのご希望に添い、意味取りを最優先に、一文が切れないよう
(間が空かないよう)流しました。
実際に経験してみてどうであったか、ご本人からフィードバックしてもらい、
今後改善していきたいと思います。

この『モバイル型遠隔情報保障システム』については、
当日の打ち合わせの際に、実際にiphoneを見てもらいながら、
劇団、劇場関係者にサマライズの資料を基にご説明させていただきました。
皆さん、もっと大掛かりなものを想像していたようで、システムの手軽さに大変驚いておられました。

今回のような現場では、観劇環境を損なわない、
『モバイル型遠隔情報保障システム』が大変有効な方法であると実感いたしました。

要約筆記及び『モバイル型遠隔情報保障システム』を沢山の方々に知っていただけるよう、
働きかけをしていく重要性も改めて感じました。

<通訳をしてみての感想>
iPhoneの電波状況も良く、ITBCの立ち上げもiPhoneへの表示も問題なくできました。
会場の照明を落とさず、明るい中での劇だったので、iPhoneやパソコンの画面の明かりが
周りの方々の迷惑になることがなく良かったです。

セリフの前ロールを流すだけでしたが、表示されるまでに時間がかかってしまうので、
早めは早めに文字を送り出すように心がけました。
が、劇中のセリフ回しが早い場面では、表示が追いつけませんでした。

しかしこのような現場では、通訳者と離れて、舞台のそばの座席で劇を観ることができる
iPhoneでの表示が、とても有効であると感じました。

また、表示されるのにタイムラグが発生するため、表示された時に、より見やすい画面に
なるような、前ロール作りが必要だということも感じました。


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