平成21年度教育現場事業<18>
2010.1.22(金)
長野市内の小学校 6年生
4時限:算数 10:50~11:35
表示:8インチモニター
他:iPhone(説明用)
担当:3名(通訳2名、補助1名)
この学校では初めて要約筆記体験授業が行われ、算数を担当しました。
小学生の算数とはいえ、難しい通訳でした。
初めて通訳を体験する生徒さんの負担を考え、
わかりやすさに配慮しながら対応しました。
とかく算数は、先生が黒板に書いた数式を説明する時、
「この」「こうやって」などの指示代名詞を使われ、
できるだけ名詞に置き換える作業が必要ですが、
「この」が何を指しているのか黒板を見て確認すると、
一番重要なリアルタイムな対応ができなくなります。
遠隔情報保障システムの場合は現場の映像が確認できない
ことを考え、先生方とご協力いただくよう働きかけをしながら、
指示代名詞をできるだけ早く表示させ、リアルタイムで
黒板に目が向くような対応を心がけたいと
思いました。
>後で親御さんにお聞きしたところ、指示代名詞でもわかると思う、
ということでした。
実際のパソコン要約筆記の現場を、教育委員の方が
見学にお見えになりました。
今後、支援が広がり制度にまで広がることを期待したいと思います。
【トラブルシューティング】
◆ネットワーク接続ができなくなった時。
「ネットワーク接続」の「ローカルエリ」
(またはワイヤレスネットワーク接続)を右クリックし、
「無効」→「有効」にする。
万が一のため、日頃から慣れておくことをおすすめします。
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