義務教育要約筆記体験<7>

sama

2009年02月09日 20:35

日時:2009年2月3日(火)

学校:安曇野市の小学校で、難聴児要約筆記体験を行いました。
対象:小学3年生 1名

・1時限目 児童会役員 立会演説会 (視聴覚室)
・2時限目 算数 (教室)


各教室とも、教室後方に通訳席を置き、表示PCと小型ディスプレイを接続し、児
童の席にケーブルをのばして通訳を行いました。

教室移動があるため、準備時間を早めに取り、2時間目の教室への移動がスムーズ
にできるように表示PCとHUBを前もってセッティングしておいたのですが、視聴覚
室で使用していたPCが、小型ディスプレイの読み込みにエラーが出たため、急遽
、教室の表示PCを取り外し、視聴覚室での通訳に使用しました。
演説会の後、選挙の時間がしばらくあったので、その間に余裕を持って移動する
ことができました。

  1時限目の児童会役員立会演説会は、前もっていただいた児童の原稿を前ロー
ルに準備し、当日朝、発表順などの情報をいただいたおかげで、スムーズに流す
ことができました。児童の発表は、原稿を読み上げる速度が速いため、事前に前
ロール作成は不可欠だと感じました。

 2時限目の算数は、宿題の答え合わせから始まりましたが、問題番号と答えを読
み上げるパターンについていけない箇所がありました。算数の場合、割り算、か
け算の記号がスムーズに表示できるように準備が必要です。必要に応じて、テン
キーの準備などあればよいと思いました。
「長方形2枚と正方形6枚で、箱が作れない理由を説明する」部分では、お友達
の発表箇所は、表示を見るのに適した場面でしたが、「よくわかった」という感
想をいただき、大変嬉しく思いました。

 2回目の実施ということで、前もって学校での打合せなくお伺いしましたが、
担任の先生、児童のお母様の連携したご協力により、スムーズに通訳を行うこと
ができました。
 他の学年との合同の会でも、学校全体で、この要約筆記の実施を理解し受け入
れてくださっていることがよくわかりました、心から感謝します。

 聞こえない部分を補う一つの手段として、義務教育の中でも、いつでも支援で
きるような体制が整えられる必要があるんだと実感しています。




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