教育現場 モバイル型遠隔情報保障システム実証実験<1>
2009年05月21日
sama at 11:31 | Comments(0) | モバイル型遠隔実験 教育現場
5/15(金)茅野市永明小学校にて、モバイル型遠隔情報保障システム実証実験
長野県初、全国でも初めてではないかと思われる、携帯電話を活用した
義務教育現場における情報保障システムの1回目の実証実験を行いました。
当日の様子は
NHK長野 5/15(金)18時代の長野ローカルニュースで放映済
長野放送 5/18(月)18:17~の長野ローカルニュースで放映済
<以下、当日の感想から>
・保護者
本日は大変お世話になりました。
とても貴重な体験をさせて頂きました。
通訳者さんが見えないという不思議なシステムに
お友達もいろいろと話しかけてくれました。
担任の先生も、お友達が発言するときには、その発言者のそばに
近寄ってくださって、マイクで音を拾いやすくするように、
配慮してくださいました。
湧大はタイムラグもそんなに気にならなかったようです。
先生の言った言葉を一度聞いて、頭の中で考えて、
確認のために画面を見ると、ちょうど文字が出てくるタイミングに
なっていたようです。
文字数も細かく区切って出して頂き、とても読みやすく
表示されていました。
湧大は先生のつぶやくように言った冗談とか、お友達の一言とか、
いつも耳にできない事を表示画面で映してもらえる事が
とてもうれしいと言っていました。
インタビューはかなり緊張して答えていましたが、
「いつもほしい。」と本当の自分の気持ちを伝えられたので、
良かったと思います。
通訳後も、まだ、文字が出てきてくれるのでは・・・と
じ~と携帯電話をみていた湧大が忘れられません。
<通訳者から>
・マイクに雑音が入り、授業開始前の確認の時にはとても聞き取りづらかったた
め、
更に緊張が増しましたが、授業が始まるとそれもなく、途中1回
通信が途絶えることがあり慌てましたが、ほどなく再開となりほっとしました。
担任の和泉先生が、とてもざっくばらんな口調でお話しくださるので、
その雰囲気をできるだけ、湧太くんに伝えるようにそのまま入力するのがよいの
か。
たとえば、文字も「!」や 「じゃ~ん」といった話し言葉を
そのまま入力し、湧太くんが、教室で身体で感じている雰囲気に合わせて
一体化した方が、すっと入っていけるのか。
お子さんは コミックなども読んでいるので、ある程度カタカナや記号なども
入れていくと、文字を読むというより絵のような感じで捕らえていけるのか。
それでも 「読む」という行為は大変な時もあるので、どのくらい
要約をしたらよいのか。
教室の様子がわからないので、果たしてどこまで 文字情報を
送ったらよいのか (途中、教室を回りながら 個々の生徒さんに
話しかけているようなときなど)
細かい冗談、お友達の発言なども画面で確認してくれている事などを
聞くと、今後の課題としてよりよい通訳への課題をたくさん感じます。
・音声に関しては、思っていた以上にクリアに聞こえ、
お子さん達の発言についても、先生がマイクを向けて下さったようで、
よく聞こえました。
その場の状況が見えないので、場面を想像しながらの通訳は、
やりにくいですが、教室にパソコンが何台もある状況より、
雰囲気が崩れず、授業が進められるのではないかと思いました。
通訳する側としても、子ども達の視線をこちらに向かせないような気遣いをせず
通訳に専念できました。
タイムラグが気になる所ですが、
自分が聞いたことを、表示された文字で確認して納得していたと伺ったので、
ゆうた君が、提示された情報を上手に使って下さっていて
ホッとしています。
昨日のテレビの笑顔には、本当に癒されました。
*放送を見て、娘がゆうた君に宛てたメールより*
ゆうた、かっこよく映っていたよ~
しかも、笑顔で映っていたから、
チョー可愛かったよ~
長野県初、全国でも初めてではないかと思われる、携帯電話を活用した
義務教育現場における情報保障システムの1回目の実証実験を行いました。
当日の様子は
NHK長野 5/15(金)18時代の長野ローカルニュースで放映済
長野放送 5/18(月)18:17~の長野ローカルニュースで放映済
<以下、当日の感想から>
・保護者
本日は大変お世話になりました。
とても貴重な体験をさせて頂きました。
通訳者さんが見えないという不思議なシステムに
お友達もいろいろと話しかけてくれました。
担任の先生も、お友達が発言するときには、その発言者のそばに
近寄ってくださって、マイクで音を拾いやすくするように、
配慮してくださいました。
湧大はタイムラグもそんなに気にならなかったようです。
先生の言った言葉を一度聞いて、頭の中で考えて、
確認のために画面を見ると、ちょうど文字が出てくるタイミングに
なっていたようです。
文字数も細かく区切って出して頂き、とても読みやすく
表示されていました。
湧大は先生のつぶやくように言った冗談とか、お友達の一言とか、
いつも耳にできない事を表示画面で映してもらえる事が
とてもうれしいと言っていました。
インタビューはかなり緊張して答えていましたが、
「いつもほしい。」と本当の自分の気持ちを伝えられたので、
良かったと思います。
通訳後も、まだ、文字が出てきてくれるのでは・・・と
じ~と携帯電話をみていた湧大が忘れられません。
<通訳者から>
・マイクに雑音が入り、授業開始前の確認の時にはとても聞き取りづらかったた
め、
更に緊張が増しましたが、授業が始まるとそれもなく、途中1回
通信が途絶えることがあり慌てましたが、ほどなく再開となりほっとしました。
担任の和泉先生が、とてもざっくばらんな口調でお話しくださるので、
その雰囲気をできるだけ、湧太くんに伝えるようにそのまま入力するのがよいの
か。
たとえば、文字も「!」や 「じゃ~ん」といった話し言葉を
そのまま入力し、湧太くんが、教室で身体で感じている雰囲気に合わせて
一体化した方が、すっと入っていけるのか。
お子さんは コミックなども読んでいるので、ある程度カタカナや記号なども
入れていくと、文字を読むというより絵のような感じで捕らえていけるのか。
それでも 「読む」という行為は大変な時もあるので、どのくらい
要約をしたらよいのか。
教室の様子がわからないので、果たしてどこまで 文字情報を
送ったらよいのか (途中、教室を回りながら 個々の生徒さんに
話しかけているようなときなど)
細かい冗談、お友達の発言なども画面で確認してくれている事などを
聞くと、今後の課題としてよりよい通訳への課題をたくさん感じます。
・音声に関しては、思っていた以上にクリアに聞こえ、
お子さん達の発言についても、先生がマイクを向けて下さったようで、
よく聞こえました。
その場の状況が見えないので、場面を想像しながらの通訳は、
やりにくいですが、教室にパソコンが何台もある状況より、
雰囲気が崩れず、授業が進められるのではないかと思いました。
通訳する側としても、子ども達の視線をこちらに向かせないような気遣いをせず
通訳に専念できました。
タイムラグが気になる所ですが、
自分が聞いたことを、表示された文字で確認して納得していたと伺ったので、
ゆうた君が、提示された情報を上手に使って下さっていて
ホッとしています。
昨日のテレビの笑顔には、本当に癒されました。
*放送を見て、娘がゆうた君に宛てたメールより*
ゆうた、かっこよく映っていたよ~
しかも、笑顔で映っていたから、
チョー可愛かったよ~
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